初めまして。鹿児島生協病院1年目研修医の渥美です。今回は「女医の結婚・出産・子育てについて」という事で、僭越ながら私の経験などを書かせていただきます。
私は大学5年の時に学生結婚および出産をしました。マイアミに1年留学したことで1学年遅れていたので、それ以上の留年はどうしても避けたくて、産後3週間でポリクリに復帰しました。今振り返っても本当にハードな日々で、何度かポリクリ中に倒れたこともありました。主人が専業主夫で育児と家事をサポートしてくれたおかげで、その後もなんとか卒試・国試に合格し、無事に医者になることができ、現在研修医1年目として鹿児島生協病院でお世話になっています。現在、2歳の娘がいますが、主人が家事と子育てを全面的に協力してくれているので、私は好きな仕事が毎日できてとてもありがたいです。たまに、もう少し娘と一緒にいる時間が欲しいなぁと思うときもありますが、その分一緒にいる時間を充実させるように心がけています。また、鹿児島生協病院は入職前から子育てする女医さんに優しいという評判を聞いていたのですが、実際に研修を始めてみて、ローテーション先の科や様々なところで配慮していただき、うちの病院を選んでよかったと思い、いつも本当に感謝しています。将来は産婦人科を目指していますが、仕事と家庭の両立をどうすればできるかが大きな課題です。
女性医師のキャリアと結婚・子育ては、大きなテーマですが、自分が何を一番大切にしたいのか、どんな将来像を持っているのかを、結婚前からしっかりと考えておくのがいいのかなーと思います。まぁ、私は行き当たりばったりでなんとなくうまくいったという感じなので、あんまり説得力はありませんが・・・(笑)これから結婚・出産を考える全ての女子医学生、女性医師のみなさんが、キャリアや家庭など、ご自分が目指す目標を達成できるよう、心からお祈りしています。
|