こたに ゆうこ
小谷 ゆう子
PROFILE

【病院】 総合病院 鹿児島生協病院
【所属】 総合内科
【大学】 大分大学
【卒年】 2006年



 私は現在、鹿児島生協病院・総合内科で内科医師をしている小谷ゆう子です。2006年大分大学卒業で、医師になり7年目になります。現在は、内科医として、一般外来や糖尿病外来、病棟医、入院患者担当を行っています。

 私も医学生時代、漠然と結婚や子育てに対する不安があり、医学生ゼミナールなどで、友人と語り合ったりしたものです。

 私の場合は、初期研修中は、とにかく、仕事を覚えるのに必死で、平均すると夜家に帰るのが10時くらいで、休日も入院患者さんのことが気になり出勤していましたので、仕事をするだけで精一杯でした。後期研修医になり、奄美大島の名瀬にある奄美中央病院での勤務が始まってからは、医師として3年目になり、仕事にも余裕が出来て、だいぶ自分の時間が持てるようになりました。常々結婚願望があった私ですが、周りを見渡しても既婚者や恋人がいる方ばかりで、このままでは一生出会いがない(汗)と感じた私は、世間の流行に遅れず、婚活を始め、会社員である今の主人と知り合いました。当時は遠距離恋愛だったため、月1回の鹿児島への出張を楽しみに仕事を頑張ったものです。

 医師になり5年目には、川辺生協病院に転勤になりました。のんびりとした、田んぼに囲まれた病院です。地域の患者様達からの信頼も厚く、外来や入院、往診と、かかりつけ医として役割を果たすうちに、家庭医療への興味が強くなりました。川辺勤務時代に無事に結婚することが出来、現在に至ります。

 仕事と家庭の両立については、やはり主人の協力なしでは家庭は成り立ちません。お互い得意な家事を中心に分担するのが我が家のやり方です。仕事で帰りが遅くなることがあるため、平日の夕食は宅配サービスを利用し、手料理は週末に楽しんでいます。

 現在、鹿児島生協病院での勤務に慣れてやっとゆとりが出てきたため、昨年から内科学会認定医受験の準備を始めました。夜は疲れてぼーとしているため、朝4時に起きて、2時間勉強をしています。今流行の朝活というやつです。また、以前から興味があった家庭医療の勉強を、専門医をもっている中村太一先生のもとで学んでいます。ポートフォリオという症例報告作成にも取りかかっており、将来は自分も専門医を取得し、鹿児島生協病院を中心として家庭医療研修を充実させていくことをライフワークにしたいと考えております。

慌ただしく毎日過ぎていき、落ち込むこともたびたびありますが、職場の仲間や患者様や旦那様に励まされながら、頑張っています。皆さんも、今目の前にあることに一生懸命に取り組み、前へと進んでいってください。応援しています!

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鹿児島県民主医療機関連合会